銃姫7 No more Rain
- 作者: 高殿円,エナミカツミ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2006/06
- メディア: 文庫
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いやもう前巻の感想撤回。エルウィングのセドリックに対する執着心は全然変わっていなかった。エルウィング怖いよエルウィング。しかもあんなシーンをラストに放り出して、つづくなんて凶悪すぎです。
流星軍の人達と、敵であるスラファト軍の指揮官であるジュディットの、若かりし頃の大学時代の思い出にプロローグの多くの部分が割かれていて、それが現在の状況を考えると何とも残酷。あのころの理想を今も追い続けているチャンドラースと、祖国のため袂を分かった恋人のジュディットの話は印象に残ります。インパクト面でいったら竜王の過去話の方がかなり大きいですが。
次でここでの戦いは終結のようですが、どうなるのか。もうなんか大勢死にそうです。作品の序盤に登場した人達も(死んだと思っていた人も)再登場して、ますます終盤という感じが高まってきました。早く次を!
しかし、流星軍の裏切り者は誰なんだろうなあ。