講演会のお話

講演会行ってきました。80人ぐらいで、なかなかの入り。
優しそうなおじさんといった感じ。サインを行う際、一人ひとり丁寧に応対されていたのが印象的でした。
最初に自分の思い出語り、京都好きなのが良く分かる感じでした。宇山さん、恩田さん、西澤さんと京都でビールを飲んだ話が面白かった。
その後に神や鬼、和歌の話がありました。ご自身でおっしゃってましたが、昔を思いながら歩いたり、裏の意味を踏み込んで探すことの楽しさをちょっと感じさせられました。パズルへの興味と、あの熱意が作品の原動力なんだろうなぁ。
そして質問会。現在は休業されている薬剤師の仕事との両立をしていた頃、鬼神伝の鬼の巻を書いていて体を壊して入院。体を壊していたので「神の巻(原稿は)無理です」という電話を入れたら、宇山さんに「森さん、西澤さんは入稿してるよ」と言われて、泣く泣く入院先で書くことになったという話が笑えました。つーか、宇山さん鬼だ(笑)。兼業作家の辛さを垣間見ました。締め切りが苦しいのは専業も変わらないみたいですが。
没にされてしまったという本当の鬼が出てくる話、読んでみたいなあ。