護樹騎士団物語Ⅲ 騎士団への道
護樹騎士団物語〈3〉騎士団への道 (トクマ・ノベルズEdge)
- 作者: 水月郁見,鈴木理華
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2006/02
- メディア: 新書
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なぜ隣国の領主の操る強大な赤い守護騎と対峙して闘っていたのか??
第一章もこれにて終わり。侵略してきた敵国の守護騎との戦いとの後に、ついにリジューは自分が進むべき道を見つけるわけですが…。
あーもう、やっぱりこうなったかorz ヒロインを皆殺しにしたことがある夏見さんだから、覚悟はしていたけれど、こうも厳しいかたちで描かれるのはつらいものがあるなあ。その他の部分でも、この土地の領主となることを自ら決めたリジューにとって、とても苦い成長物語というものでした。
ストーリーの方は自国に侵略してきたアイルコーン男爵の守護騎との戦いを始め、連戦続きで戦闘シーンがてんこ盛り。動かし方も危なっかしいリジューが、性格はともかく歴戦の猛者である男爵に挑んでいく姿は面白かったです。コックピットからの視点が多いんで、イメージもしやすかった。
次はついに世界の平和を守る為に働く「護樹騎士団」の入団試験。やっとスタート地点といった感じです。